そして、本日をもちまして雪の日YARNの今年の営業を、終わらせていただきます。

雪の日YARNは、3月に別サイトでショップをオープンし、ほどなくBASEに移転いたしました。

なんというか、勢いで始めた部分もあります。

そのためなのか、行き届かないことも多々ありました。

また、染色の技術やベース糸等に関して色々と知識や経験が不足しておりました。

それでも、お客様からのレビューやメール、そしてInstagramで当店のソックヤーンなどで編んでいただいた作品のポストによりまして、とても励まされました。

一介の、何者でもない人間が全国の見知らぬ方がたと、毛糸を通して触れ合えるという不思議と幸せ。

自分が染めたかせのままの糸が、お客様の手で形あるものに生まれ変わる喜び。

そのような素晴らしいプレゼントのような経験をしながら、自宅のキッチンで、夕飯の支度と、足りないながらも環境を気にしつつ染めて参りました。

そんな今年１年を振り返り、そしてこの1年を惜しみつつ本年の営業を終えさせていただきます。

来年の目標、というと大げさですがまずは「アンの物語」を続けていくこと。

そして「札幌の景観色70色」も折に触れ染めていくこと。多分、亀の歩みになろうかと思います。

相変わらず沢山は染められないとも思います。

それでも、喜んでいただけるならば、一生懸命に染めたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は拙いダイヤーの店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

皆様におかれましては、どうぞよいお年をお迎えください。

雪の日YARN

畠山　若菜